リゾートバイトについて調べると、
「きつい」という声を見かけることがあります。
私自身、リゾートバイトとして働いた経験があり、
現在は旅館側として派遣スタッフを迎える立場でもあります。
その両方の経験から、
リゾートバイトがきついと言われる理由と、
きつい求人を避けるために確認しておきたいポイントをまとめました。
これからリゾートバイトを考えている方の参考になればうれしいです。
リゾバがきついといわれる理由

リゾートバイトがきついと言われる理由はいくつかあります。
ただし、すべての職場が同じというわけではありません。
場所や時期、職場の環境によって感じ方は大きく変わります。
まずは、実際によく聞く「きつい理由」を見ていきます。
就業時間が長い
旅館の繁忙期は残業が増え、勤務時間が長くなりがちです。
旅館の繁忙期は主に
- 8月(お盆休み)
- 10月~11月(紅葉シーズン)
- 12月~1月(年末年始)
残業が続くだけでなく、月の休みが少なくなるため、
肉体的に「思ったよりハード」と感じる人もいます。
中抜けがきつい
旅館特有の「中抜け勤務」に慣れるまでが大変です。
実働8時間のあいだに長い休憩(3〜4時間)が入る勤務体系のこと。
例)7:00〜13:00勤務 →(13:00〜17:00休憩)→ 17:00〜21:00勤務
朝働いて、長い休憩をはさみ、夜にまた勤務。
実働時間は同じでも、拘束時間が長く感じられるため、
体感的にきつく感じます。
※中抜けではない、一般的な「通し勤務」の求人もあります。
思ったより稼げない
逆に、労働時間が少なくて「思ったより稼げない」という声もあります。
旅館は月によって忙しさの差が大きいため、
シフトにばらつきが出ることも。
前日に「明日お休みでもいい?」と相談されたり、
当日の状況で「今日は〇時まででもいいかな?」と言われたりすることもあります。
その結果、想定していた月収より低くなることもあります。
田舎暮らしが不便・娯楽が少ない

旅館は自然豊かな場所にあることが多く、
チェーン店やショッピングモール、映画館などの娯楽施設が遠いことがほとんどです。
外で過ごすことがストレス解消になっている人は、
きつさを感じるかもしれません。
また田舎では、スーパーが早い時間に閉まることも多く、
ちょっとした生活用品を買うだけでも苦労することがあります。
車がない人は特に不便を感じやすいです。
寮が古い・きれいとは限らない
きれいな寮もありますが、築年数が古い建物も少なくありません。
- 壁が薄い
- 収納が少ない
- 設備が最低限
- 水回りが共同
というケースもあります。
毎日の生活の場になるため、人によっては大きなストレスに。
人間関係が合わない
どの職場でもあることですが、
人間関係が合わなくてきついというのもリゾバにはつきものです。
住み込みで働くため、職場と生活の場が近く、
しんどさを感じやすい面もあります。
きついリゾバを避ける方法

ここまで、リゾートバイトがきついと言われる理由を紹介しました。
ただ、事前に求人情報をよく確認しておけば避けられるケースも多いです。
ここからは、きついリゾートバイトを避けるために
応募前にどこを確認しておくと良いのかについてご紹介します。
実際の月収例を確認する
リゾートバイトの求人には、
過去に働いた人の「月収例」が掲載されていることが多いです。
掲載がない場合でも、派遣会社に聞けば教えてもらえることがあります。
自分が稼ぎたい金額と大きなズレがないか確認しておくと安心です。
実際の勤務時間・時期を確認する
月収例とあわせて、月の勤務時間が掲載されていることも多いです。
たとえば、23日勤務 × 8時間の場合、合計184時間。
これを目安にして、自分にとって無理のない労働時間か判断するのも良いでしょう。
また、旅館は繁忙期と閑散期で忙しさが大きく変わります。
稼ぎたい人は繁忙期、体力に自信がない人は閑散期を選ぶのも一つです。
寮の情報を事前に確認する
求人では寮の写真を掲載していることも多いです。
自室や、トイレ、お風呂、共用部分などの写真を確認できると良いと思います。
写真がない場合でも、派遣会社に聞けば詳しく教えてもらえることも。
万が一、働き始めてから部屋の汚れや設備が気になった場合、
派遣会社や旅館側に相談すれば対応してもらえることもあります。
近所のスーパー・コンビニまでの距離を確認
「スーパーまで徒歩〇分」といった情報は、求人に掲載されていることが多いです。
特に車がない人は必ずチェックしたいポイント。
旅館によっては買い出しの車を出してくれるところもあります。
事前にGoogleマップなどで宿の場所を調べ、
中心街や映画館までの距離を見ておくのもおすすめです。
旅館の規模・働いている人の年代を参考にする
求人には、スタッフの年齢層や男女比が掲載されていることもあります。
働く環境をイメージするうえで、参考になる情報です。
また、旅館の規模によって求められる働き方も変わります。
私個人の経験上の見解にはなりますが、こんな感じ↓
- スタッフ人数が多い
- 効率重視
- マニュアルが整っていることが多い
- 淡々と仕事を進めたい人向き
- スタッフ人数が少ない
- 丁寧さを求められる
- 自分らしい接客がしやすい
- コツコツ派向き
自分の性格や仕事スタイルに合った環境を選ぶと、ストレスを感じにくくなると思います。
【体験談】実際に働いて感じたきつさ

ここでは、私が実際にリゾートバイトを経験して感じた
「きつかったこと」や「気になったこと」を正直に紹介します。
誰もが通る「中抜け」に慣れるまでのきつさ
今まで通し勤務(一般的な9時間拘束・8時間労働)しか経験してこなかった私にとって、
初めての中抜け勤務は、体が慣れるまで大変でした。
睡眠時間をどう確保するか。
休憩時間をどう過ごすか。
最初の頃は、生活リズムをつかむまで少し苦労しました。
ただ、悪いことばかりではなかったです。
長い休憩時間のあいだに少し寝てリフレッシュしたり、買い物に出かけたりできるのは、
中抜け勤務ならではの良いところだと感じました。
個人的に一番つらかったのは寮問題
個人的に一番ストレスを感じたのは、寮の環境でした。
たとえば、トイレの床板がふやけていて見た目があまりきれいではなかった寮や、
用意されていた枕が高すぎて、なかなか疲れが取れなかったことなど。
ただ、どちらの場合も旅館や派遣会社に相談すると、
床板を補強してもらえたり、枕を変えてもらえたりと、対応してもらえました。
一方で、普通のワンルームのようにきれいで快適な寮もありました。
同じ仕事量でも、帰ってくる部屋がきれいかどうかで、疲れの取れ方はかなり違うように感じます。
人間関係はあまり悩まなかった
人間関係については、私はあまりきついと感じませんでした。
リゾートバイトは働く期間が決まっているため、
「ずっと続く関係ではない」と割り切れたことが大きかったと思います。
また、これは運もあったのかもしれませんが、スタッフの方々は良い人が多かったです。
派遣スタッフを受け入れることに慣れている職場だったのかもしれません。
光熱費とまかないの有無は要チェック
いくら稼げるかを計算するうえで、光熱費やまかないの有無は意外と大事なポイントです。
光熱費は無料のところもあれば、月2,000円などの定額で徴収されるところもあります。
また、まかないについても、
そもそもあるのか、1食いくらなのか、といった点は、事前に確認しておくと安心です。
リゾートバイト先は、近くにスーパーなどがない場所も多いため、
まかないはとってもありがたい!!
しかも、多くの場合、外で買うより安い金額でおいしいご飯が食べられます。
まとめ
リゾートバイトがきついと言われる理由には、
勤務時間・寮・田舎暮らしなどいくつかの要因があります。
ただ、多くの場合は事前に求人情報を確認することで避けられることも多いです。
勤務時間や月収例、寮の環境、周辺の生活環境などをチェックして、
自分に合いそうな求人を選ぶことが大切です。
事前に情報をしっかり確認しておけば、
リゾートバイトが良い経験になる方もいらっしゃると思います。
このサイトを参考に、リゾートバイトや旅館で働くことのきっかけになればうれしいです。

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